ウェディングドレスの持ち込みはシワが心配?失敗しない準備を伝授!
名古屋市東区泉1-10-26 赤堀ビル3Fにありますウェディングドレスショップ
サロンドクチュールナカムラです。
この度は結婚おめでとうございます。
結婚式場と提携をしていないドレスショップでのレンタルや購入は、
本当に好みのドレスを追求できるのが魅力のひとつですよね。
でも、ドレスを持ち込みするとなった場合、
心配事のひとつが「ドレスのシワ」だと思います。
特に宅配便などで届けてもらう場合や自分で運搬する場合は
コンパクトにたたみますが、自己流でアイロンをかけてしまうと
生地が溶けてしまうこともあります。
そこでドレスショップとしてドレスをお届けしている立場から、
ドレスのシワに関する心配を少しでも軽減していただきたく、
準備しておくと便利なものや注意点をまとめてみました。
シワにならないために準備すること
シワにならないようにするのはもちろん、
もし、シワになっていてもすぐに対応できるように前もって
ポイントを確認しておきましょう。
ドレスショップに依頼、確認すること
そのドレスに一番詳しいのはドレスショップのスタッフです。
分からない事や気になる事は何でも質問して構いません。
1.ドレスの素材、アイロンのかけ方
素材によってアイロンのかけ方が異なります。
結婚式場に依頼するときも必要な情報になりますので必ず確認して下さい。
2.ドレスの搬入方法
ドレスショップが結婚式場に搬入するのか?
宅配便で届くのか?
によってシワのでかたも異なります。
当日、直接搬入する場合は、
セッティングまで行ってくれるドレスショップもありますが、
提携外のドレスショップにできる作業は結婚式場の条件によっても異なります。
依頼内容はドレスショップ・結婚式場の双方に細かく確認しておくと安心です。
式場に依頼、確認すること
「これくらいはしてくれるだろう」とは思わずに、
必ずすべて確認するようにしましょう。
1.アイロン(プレス)サービス
持ち込みのドレスでもきちんとケアしてくださるところもあれば、
有料含めアイロンサービスは一切行わない結婚式場もあります。
対応してくれる場合でも、前もって予約しておかないと
サービスを受けられないこともありますので注意しましょう。
2.保管方法
届いたドレスは吊るして保管するのが基本です。
どこにどのような状態で保管してもらえるのか必ず確認しましょう。
前日・当日の準備
当日になって慌てないために、
細かくシミュレーションして準備しておいてください。
自宅で受け取って、結婚式場に搬入する場合
遠方のドレスショップでレンタルした場合や、
譲り受けたドレスを使う場合などは、
ご自身でドレスを自宅から結婚式場に搬入することになります。
自宅に届く
宅配便などで自宅に届きます。
開封してチェックする
自宅に届いた状態(プロがシワになりにくいように畳んだ状態)のほうが
結婚式場まで持って行きやすいですが必ず一度出して確認をしましょう。
シワだけでなくドレスに間違いはないか?
サイズは合っているのか?など
合わせて、小物類がすべて揃っているかなどの確認もしましょう。
吊るして保管する
吊るした状態で保管します。
自宅から結婚式場へ運ぶ
公共交通機関を利用するとコンパクトに畳んで運ぶことになります。
できるだけ自家用車やタクシー、レンタカーを使って
なるべく大きな箱や袋で運べるようにしましょう。
前日からホテル等に泊まる場合は部屋に吊るした状態で保管するようにします。
前日までに結婚式場で受け取る場合
結婚式場の方が荷物を受け取ってくれるのか?
届いたドレスを吊るした状態で保管してもらえるのか?
などを確認しておきましょう。
「当日でないと保管場所がない」
「保管場所はあるが届いた荷物を触る作業は引き受けられない」
と言われてしまった場合は、結婚式場のホテル(もしくは近隣のホテル)に
部屋を取って吊るしておくか自分で搬入することも検討しましょう。
当日に結婚式場で受け取る場合
結婚式場に近いドレスショップであれば、
当日搬入してもらいそのままセッティングまでしてもらうことが多いです。
運び込むだけの場合は、届いたらすぐに控室に運んでもらいましょう。
海外挙式の場合
海外挙式の場合、
ウェディングドレスや小物類など必要なものはすべて手荷物にします。
機内持ち込み可能サイズにまとめないといけません。
ホテルに着いたらすぐにウェディングドレスを吊るします。
このときに「お風呂に吊るしたら…」と言われることもありますが、
ミニドレスでない限りお風呂場には吊るすのは非現実的でしょう。
海外の場合は言葉の壁もありますので、
事前に結婚式場、もしくはホテルのアイロンサービスを
お願いしておくのがオススメです。
現地に支店のある日本のウェディングドレスサロンで
挙式を手配しておくとより安心感が増します。
注意点!NG行動
シワやトラブルを避けるためにはいくつかの注意事項があります。
しっかり覚えておくとリスクも避けられますし
万が一のときに落ち着いて対処できます。
シワになりやすい素材を避ける!
ドレスの素材によってシワになりやすいものもあります。
シルク・タフタ・シフォンなどを使ったドレスはシワになりやすく扱いが難しいですが、今流行りのチュール生地を使用したドレスは軽くシワになりにくのが特徴です。
安物のハンガーには吊るさない!
ドレスを吊るハンガーは丈夫なものを用意してください。
ドレスは思っている以上に重いです。
プラスチックの細いハンガーでは簡単に折れてしまいます。
スチームアイロンは安易に使わない
ドレスからちょっと離してスチームアイロンするだけなら…と思ってしまうかもしれませんが、生地によってはスチームアイロンもダメなものがあります。
また、当て布を使ったり、温度に気を付けないといけなかったりと、生地や装飾によって細かな注意点があるので気を付けましょう。
まとめ
これだけ気を付けていても、シワになってしまう可能性もあります。
「なんとかしなきゃ!」と焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いてください。
周りにいる人たち全員が、あなたの結婚式を成功させたい、思い出に残る素敵な一日になってほしい、と願っています。
ドレスショップに連絡をする、それでは間に合いそうにない場合は、近くにいる式場のスタッフにご相談ください。